ならば

音とかで遊んでいたログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

個人版2011年のハイプ・サイクル

いつもに輪をかけて仕様もないネタが浮かんだので急いで吐き出す。ハイプ・サイクル([英]hype cycle)とは、コンサルティングファームのガートナーが考案した技術コンサルのツールのひとつ。新しく登場した技術が、 発表されて一部のメディアやアルファなん…

まばたきで画面キャプチャを撮る

Webカメラに顔を映して、まばたきしたときに自動でアクティブウィンドウの画面キャプチャを撮って保存する。左下のウィンドウに映っている目の周りの四角が青くなったときが目を瞑ったとき。 Camera Mouse Suiteというソフトと、自作のキャプチャプログラム…

二重振り子を聴く

二重振り子が弦をかき鳴らすという思い付き。音階はマイナーペンタトニックスケールで、下の弦からC, E♭, F, G, B♭。一段目の振り子の錘では、二段目の振り子の錘よりも1オクターブ下の音が鳴る。少しふわふわさせたかったので重力加速度は弱めてある。 Soun…

日本のカルトグラム

カルトグラム(統計地図、[英]cartogram)とは統計データに基づいて面積や距離を伸縮した地図のこと。例えばGDPに基づいた世界地図のカルトグラムでは米中日や欧州の面積が肥大し、アフリカの面積は縮小する。世界地図については、FedExが素晴らしいサイトを…

グラフ可視化・操作ツールGephi

Gephiというオープンソースのグラフ可視化・操作ツールがある。これを書いている時点ではアルファ版だけど、機能的には十分使えるレベルだし、安定性も悪くない。さらにアルファ版にしてはドキュメント類が豊富で、チュートリアルの日本語訳も既にある。前に…

音のストロボ効果

ストロボ効果とは、周期的な動きをある間隔でサンプリングした場合に起こる視覚現象のこと。例えば、走っている車を映した映像でホイールが逆回転しているように見えることがあるのはこの現象。同じようなことは聴覚でも考えられる。ただ、普通は扱う音に対…

ローレンツアトラクタを聴く

SuperColliderに取り組み始めた。できそうな範囲で遊んでみようということで、ローレンツアトラクタを使って音を鳴らす。ついでにOSCでProcessingと連携して絵も描く。 SuperColliderのプログラム。x座標が左右の定位に、y座標が音高に、z座標が音量に対応。…

LilyPondの回帰テスト

LilyPondの回帰テストについて調べたのでメモ。特に出力された楽譜の画像の比較について。 回帰テストとはソフトウェアテストの一種で、プログラムを変更したときに今まで動いていた他の(意図した箇所とは違う)部分にまで影響が及んでいないかを確認するた…

ChucKでsleep sortを実装

sleep sortが面白い。時間制御といえばstrongly-timedなプログラミング言語ChucK。140字以内を目指した。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t;…

囲碁+ボロノイ図

囲碁の対局で碁石を母点にしてボロノイ図を描くとどうなっていくか見たくなって作った。 碁石の色に対応させて二色で領域を塗り分けると勢力図のようなものができる。GoGuiベース。動画の対局者は黒白共にGNU Go 3.8のデフォルトレベル。 ボロノイ図を囲碁に…

MeCabで古文の形態素解析

中古和文UniDicという形態素解析辞書を使うと、MeCabで古文の形態素解析ができる。 UniDic/中古和文UniDic - 言語データベースとソフトウェア 辞書のアーカイブを適当な場所に解凍して、mecabの-dオプションでその場所を指定すれば、すぐに試せる。 $ echo "…

将棋タイトル戦の棋士ネットワーク

タイトル戦ごとに、番勝負を対局した棋士の関係を可視化。2010年末までの記録。 頂点: 番勝負対局の経験がある棋士。永世称号(資格)を獲得した棋士のノードは黄色 辺: 有向辺*1で、挑戦者 → タイトル保持者 レイアウト: かなり大雑把に左側より右側の頂…

Graphvizの非レイアウト系ツールメモ

Graphvizにはグラフをレイアウトするツールの他にもグラフを編集、変換したり、指標値を計算するツール群があることを最近知った。簡単に動作確認した範囲をメモ。使ったGraphvizのバージョンは2.20.2-8ubuntu3*1。まず、入力用にグラフデータのサンプルinpu…

音のワンキーゲーム

SFCaveというワンキーゲームがある。その音バージョンを作った。現在の音高の位置を黄色のドットで表しているが、これはイージーモード。本当はこのドットは描かずに聴音だけでやるべきである。が、そうすると自分の場合、開始直後に位置感覚を喪失して全く…

音の立ち上がり検出

ChucKの音響分析機能を使って何かできないか調べたところ、音の立ち上がり検出が面白そうだったのでやってみることにした。 概要 音の立ち上がり検出([英]onset detection)は、与えられた音響信号の中から、個別の音が鳴り始めた時点を見つける処理である…