個人版2011年のハイプ・サイクル
いつもに輪をかけて仕様もないネタが浮かんだので急いで吐き出す。
ハイプ・サイクル([英]hype cycle)とは、コンサルティングファームのガートナーが考案した技術コンサルのツールのひとつ。新しく登場した技術が、
- 発表されて一部のメディアやアルファなんとかな人たちに認知されていって、
- 話題が広まり、多くの人から注目を集め、過度な期待が持たれるようになり、
- 実態や行き過ぎた適用による失敗が明らかになるにつれ、反動的な批判が巻き起こった後、
- 時間が経過するにつれて真の有効性や適用範囲が知られるようになって、
- 最終的に市場のなかで一定の立場を獲得する
過程を表す図。
グラフのように見えるが客観的な指標でプロットできるわけではなく、作者の見解を図示するものである。
CC BY-SA 3.0
話題の新技術がいつハイプ(過度な期待、誇大広告)を超えて浸透していくかを表し、流行やバズワードに流されない適切な投資・導入のタイミングを顧客に知らせるために使われるようだ。
ハイプ・サイクルといいながらカーブであってサイクルではないだろうというツッコミに始まり、いろいろな批判があるらしいが、ガートナーのレポートではよく使われる。
まあそういう堅い話は置いておいて、これを個人的な熱意に強引に適用するとどうなったかという例を下に出す。強調しておきたいのは、縦軸はあくまで学習に対する熱意であって習熟度ではない。スキルとは全く関係ない。
これを作ると、
- 今は何に対しても熱意がないんですね
- 日頃プログラミングしてないんですね
- 飽きっぽい性格なんですね
などという診断が下るのである。だからどうしたと言われるとどうもならない。
というか飽きっぽい性格でなければそもそもこういうカーブにならない気がする。
市場は熱しやすく冷めやすい。