ならば

音とかで遊んでいたログ

2010-01-01から1年間の記事一覧

「buffaloって10回書いて」

Buffalo buffalo Buffalo buffalo buffalo buffalo buffalo Buffalo buffalo buffalo は文法的に正しい「英文」で、簡略化した句構造木は下の図のようになる*1。 オリジナルは8回のBuffalo buffalo Buffalo buffalo buffalo buffalo Buffalo buffaloだが、8…

天気図と楽譜

日本式天気記号と音符はパーツの見た目が似ている。 似ているというだけで作った。現代音楽の図形譜のように見えるかもしれないが特に何も考えていない。

ヨセフスの問題と半音階

ヨセフスの問題の設定で、円形に並ぶn人の人にそれぞれ番号(じゃなくても一意な記号ならなんでもいい)を付けておいて、円から抜けていく順にその番号を並べた列をヨセフスの順列という。順列の末尾は最後まで残る人の番号。昔同じようなこと書いたが、十二…

囲碁プログラム作り始め

ActionScriptで。 素朴なモンテカルロ碁も実装してみたけど、激烈に遅くて強さ以前の問題だったので今回は思考ルーチンなし。次回があるかは不明。 碁盤 - wonderfl build flash online高速化するにはデータ構造から見直さないとダメだろうな。

元号で使われた漢字の関係グラフ

大化から平成までの元号で使われた漢字の前後関係をグラフ化。頂点数:72、辺数:257。 このグラフはCytoscapeの使い始めにテストで作った。以下全部メモ。少し触って分かったことだけ。生物学の研究者は情報技術の応用に非常に積極的だと言われている[要出…

音を鳴らす作曲家の問題

並行性を元ネタに何かできないか考えている。とりあえず単純に食事する哲学者の問題を解く。当然音は鳴らしたいとは思うものの良いアイデアに至らず、「食事する」部分で音を鳴らすだけにした。 脳に湧いたむちゃくちゃな設定を書いておく。強引にもほどがあ…

同期する拍手のシミュレーション

良いコンサートや劇、スピーチの後で拍手が沸き起こるとき、聴衆をまとめる指揮者のような存在はいないので普通は拍手のテンポは人によって全然違う。でも拍手の最中に自然とテンポがほぼ統一されてリズミカルな拍手になることもあって、特に東ヨーロッパで…

楽譜でプログラミングする言語Scorlang

はじめに 楽譜はソースコードというエントリを書いて以来、楽譜を使ったプログラミング言語という漠然とした考えが頭の片隅にあった。ModanShogiを見ていたら頭の片隅から開放したくなったので具体化した。楽譜プログラミング言語Scorlang(Score language)…

あみだくじで作曲

環状にして無限ループ。 本当は五線譜とあみだくじを融合したかった。はてなブックマークで開発言語についてコメントがあったので追記。いつも通り画面はProcessingで描いて、音はChucKで鳴らしている。どちらも自分のスキルにしては思い付きをすぐ実現でき…

ITU Gaze Tracker

どこで売ってるのかさえ知らないが、商用の視線追跡システムは高価らしい。一方、研究レベルでは安価な視線追跡システムの提案やプロトタイピングが結構論文になっているらしい。今回使った視線追跡ソフトITU Gaze Trackerはそのひとつの成果で、主にコペン…

Webカメラを使った視線プロット

ウェブサイトのユーザビリティテストの方法にはユーザの視線を可視化するものがある。gaze plotと呼ばれる方法はユーザの視線の軌跡を記録し、注視した部分に円を描画する。円内の番号は注視した順番を表し、円の大きさは注視時間の長さを表す。この結果から…

「音のイリュージョン」を読んだ

買い物のついでに書店に寄ったら、「音のイリュージョン」という聴覚の錯覚がテーマの本を偶然見つけて思わず買った。2010年4月の新刊。音のイリュージョン――知覚を生み出す脳の戦略 (岩波科学ライブラリー 168)作者: 柏野牧夫出版社/メーカー: 岩波書店発売…

イージングによるグリッサンド

イージング([英]easing)とはアニメーションに加速・減速の効果を付けることで、直線的ではない滑らかで自然な動きを実現するために使われる。加速・減速にはいくつか典型的なパターンがある*1。今回はイージングを音高に適用して、グリッサンド音を作った…