ならば

音とかで遊んでいたログ

グラフ可視化・操作ツールGephi

Gephiというオープンソースのグラフ可視化・操作ツールがある。
これを書いている時点ではアルファ版だけど、機能的には十分使えるレベルだし、安定性も悪くない。さらにアルファ版にしてはドキュメント類が豊富で、チュートリアルの日本語訳も既にある。

前に使ったデータセットを使いまわして簡単なグラフを描いた。将棋タイトル戦の番勝負で対局したことのある棋士の関係図。今回は全てのタイトルのデータをひとつのグラフに統合した。

  • 頂点
    • 大きさ: 番勝負に出た回数(対局数ではない)に比例して大きい
    • 色: タイトル保持者として挑戦を受けた回数(同上)が多いほど赤に近い
    • レイアウト: 非常に大雑把に左側より右側の頂点のほうが年代が若い
    • 向き: 挑戦者→タイトル保持者
    • 太さ: 番勝負で相手になった回数(同上)に比例して太い


IEだと表示されないかも。その場合はhttp://zoom.it/IzJq

Gephiに読み込ませるために用意したデータは、挑戦者→タイトル保持者、という対局関係のセットだけだが、Gephiの使い方が分かればこの程度の図なら数分で作れる。



公式サイトの動画によると、Gephiは「げふぃ」と読むようだ。