ならば

音とかで遊んでいたログ

Ubuntu 9.10にアップグレード

VMware Player 3.0で動かしているUbuntu 8.04 LTSをUbuntu 9.10にアップグレードした。入っているUbuntuのバージョンは下のコマンドで確認できる。

$ lsb_release -a

8.04 LTSから直接9.10にアップグレードはできず、間のバージョンである8.10と9.04を経由する必要がある。
やったことと結果。それぞれのバージョンへのアップグレードガイドがUbuntu Japanese TeamのTipsにあるので、それに従ってやった。

  1. 8.04 LTSから8.10にアップグレード。一時間半かかった。アップグレードの進行途中でデスクトップの壁紙が8.10のデフォルトに変わった。
    アップグレード後に再起動。ネットワークにつながらなくなったりマウスの挙動が変になった。起動時のログを見ていると、VMware Toolsがおかしくなっているようだったので原因がよくわからないままVMware Playerの[VM]->[VMware Toolsの再インストール]で、再インストール実行。とりあえず問題は解消した。
  2. 8.10から9.04にアップグレード。一時間十五分かかった。アップグレードの進行途中でデスクトップの壁紙が9.04のデフォルトに変わった。
    アップグレード後に再起動。
  3. 9.04から9.10にアップグレード。一時間半かかった。アップグレードの進行途中でデスクトップの壁紙が9.10のデフォルトに変わった。途中でキーボードの選択が出てくるが、選択肢の製品の中には使っているキーボードがなかったので、[Generic 105-key (Intl) PC]を選択。
    アップグレード後に再起動。
  4. [アップデート情報]というダイアログで言語サポート(日本語)をインストールするように言われるので、素直にインストール。

完了。

miniAudicleをUbuntu 9.10にインストール

わざわざVM上のUbuntuでminiAudicleを使う予定はないけど試しにインストール。Linuxの場合はソースコードからmakeする必要がある。公式のbuild instructionsはあるけど、具体的にどのパッケージがあれば十分なのかよく分からない。ディストリビューションや既存環境の構成にできるだけ依存しないように書いてあるせいで、インストールの敷居が高くなっていると思う。

いろいろ検索してみたらUbuntu 9.10でmakeする方法がelectro-musicにポストされていた。簡潔で分かりやすい。

makeに必要なパッケージのインストール。

$ sudo apt-get install build-essential bison flex libsndfile-dev libasound-dev libjack-dev libwxgtk2.8-dev


miniAudicleのソースコードディレクトリでmake。

$ make linux-alsa


完了。起動して[Preferences]->[Miscellaneous]でCurrent Directoryを設定した後、examplesをいくつか実行して正常に動作することを確認した。

音質も問題ないと思う。