ならば

音とかで遊んでいたログ

ペンローズ・タイルの上でライフゲーム

ペンローズ・タイルの上でライフゲームを動かすアイデアは、数年前に
"Investigations of Game of Life cellular automata rules on Penrose Tilings: lifetime and ash statistics"*1
という論文で知った。

そのときから動くものが見たいと思っていたが、最近Readyというオープンソースのシミュレーションプログラムで実行できることがわかったので、動かしてみた。


ペンローズ・タイル上のライフゲームのパターンとして、固定物体や振動子は冒頭の論文と同じ著者によってまとめられた記事がある。グライダーのような移動物体は最近発見された

Readyでランダムな初期状態から何回も動かしてみたけど、移動物体の出現確率は格子上のライフゲームに比べて低そう。それから全体の収束も速い。

*1:Nick Owens and Susan Stepney, Automata 2008, Bristol, UK, June 2008, pages 1-34. Luniver Press, 2008